試合:昨年7月、11月と続けて負傷引き分けとなった根本と志田の第3戦。これまでの2戦と同じく初回からクリンチが目立つ立ち上がりとなったが、ともに積極的に手を出し、リーチ優位の根本が上下に打ち分け、次第に主導権を奪っていった。志田も手数で食らいつくが、的確さに欠け明確なポイントまでは奪えず。それでもしつこく距離を潰し、4回には思い切った右を放ち根本のペースを乱した。膠着状態が続くなか5回、互いに踏み込んだところで志田がバッティングで眉間をカット。ここは再開されたが、どちらも決め手に乏しく勝敗はジャッジに委ねられた。判定の結果は根本に軍配が挙がり、3度目の対戦でようやく決着をつけた。