試合:リング中央でのジャブの刺し合いでスタートした試合は、10月の準決勝を初回TKOで飾ったデスティノが徐々にプレスをかけ右を狙う。対し、プロ2戦目のバットツォグトも様子見を終えるとリングを大きく使い、ジャブを突いて反撃。2回はフットワークを発揮し、デスティノの入り際に左右を打ち込んだが、デスティノも圧力を強め、包囲網を縮めていった。3回にバットツォグトの右をカウンターで浴びるとムキになり、リズムを崩したデスティノだが、4回は中間距離から速いワンツーで捉え、その後も単発ながら右で有効打を奪った。しかし5回、アウトボクシングに徹していたバットツォグトの右がカウンターで入り、デスティノはぐらり。攻めの姿勢は崩さなかったが、終盤、ロープを背にしたところで再び右を打ち込まれダウン。立ち上がるも時間切れとなり、バットツォグトが判定勝ちを飾った。