試合:約1年1ヶ月ぶりのリングに上がった藤本は、ジャブを飛ばし距離をキープすると、ワンツーをヒットし早くもペースを掌握。2回、カラレックは大振りの右フックで会場をどよめかせるが、藤本は冷静に対処しボディにパンチを集めた。3回、藤本はカラレックのボディから右フックを浴びてヒヤリとさせたが、続く回は足を使って回り込みワンツーを軸に見栄えの良いボクシングを展開した。5回も藤本のアウトボクシングが冴え渡り、カラレックのスタミナを消耗させた。6回開始早々、それまでのボディ攻撃が効いたのか、カラレックは突然しゃがみ込むとレフェリーはダウンを宣告。藤本はなんとか立ち上がったカラレックに連打から右フックでダウンを追加。最後の力を振り絞り懸命にパンチを振り回すカラレックに右ボディを決めてキャンバスに沈めた。