試合:今年1月に引き分けた両者のダイレクトリマッチ。先手必勝とばかりに稲葉が重心を落としワンツー、ボディで仕掛けると、木橋はバックステップを使い左フック、右ストレートで迎え撃つボクシングを展開した。2回に入ると木橋のリードジャブが機能したが、出鼻を止められた稲葉も細かく左を突いては距離を潰し、ボディから攻め立てた。3回は木橋が攻撃的に仕掛け、左フックを強打するが、ここでも稲葉は低い位置から上手く入り、左右を突き上げ木橋のスタミナを削った。すると後半は手数で差を付けた稲葉がワンツー、ボディでポイントアウト。5回にパンチで相手の眉を切り裂きストップを呼び込んだ。