試合:今年の新人王にエントリーし、すでに準決勝進出を決めているサウスポーの谷口。米国出身のドミニクと中間距離でフェイントを掛け合いスタートするが、ドミニクの鋭い踏み込みにタイミングが合わず、左フック、右ストレートで押されると初回終盤に右を合わされダウンを喫した。2回は左を狙い過ぎてしまった谷口だが、3回に入ると左ボディストレートが入り、ポイントを挽回。しかし初回からリードの右ジャブがほとんどフェイントだけに終わってしまい、ドミニクに踏み込みを許す結果となった。ドミニクも初回以降は狙い過ぎの場面が多く、また最終4回にはホールディングが多くなり減点1。噛み合わないまま試合は終了し、ダウンポイントを守ったドミニクが判定勝ちで無傷の3勝目を挙げた。