試合:アマチュアで16年度の全日本選手権を制した友松のB級デビュー戦。相手は6戦全勝4KOをマークするコリアンファイターだが、友松は細かく頭を振ると速いジャブで距離を詰め、早くも左からの連打でイを追い込んだ。イも腰を落としながら相撃ちを厭わずに左フック、右ストレートを返すと、2回は友松の打ち終わりを狙い反撃開始。被弾が目立ちリズムを崩した友松だが、3回に左ボディで押し込むとイの右ストレートをもらいながら左フック、右アッパー、ワンツーと手数で攻め込んだ。続く4回も相撃ちでグラついた友松だが、気力を保ち攻め続けると、ジャブからボディ、ワンツーでダウンをゲット。しかし再開後もイがしぶとさを見せ、5回にはジャブの差し合いからワンツーを好打した。最終6回もどちらが倒れてもおかしくはない打ち合いが続き、場内大歓声のなか終了のゴング。友松はヒヤヒヤさせながらもダウンポイントを守り抜き、初陣で勝利を挙げた。