試合:今年2月に空位の王座を獲得した日向野がアマチュアエリート、プロ2戦目の千本を迎え初防衛戦に臨んだ。初回、日向野は体を振りながら前に出るが、千本はこれをバックステップでかわし、テンポよくジャブを突いて捌いた。すると2回には日向野が踏み込んだところに右アッパーを合わせ、攻撃はすべて上体のボディワークで回避。日向野は鼻血を出しながらも愚直に追いかけ、3回に入りようやく右が届きはじめた。するとボディにも打ち分けた5回は疲れた千本にパンチをまとめ猛プッシュ。千本も変わらずアッパーで応戦するが、最終6回にバッティングで左目をカットしここで終了。負傷判定の結果、千本がジャッジ2者のポイントを集めプロ2戦目、国内最速タイでの王座獲得に成功した。