試合:アマ108戦のキャリアを持ち昨年3月にプロデビュー、ここまで4戦全勝(3KO)の戦績を残す宇津木がランカーに初挑戦した。ベネズエラの輸入ボクサー、ピッコロもアマで実績を積んだ実力者で、初回は角度を変えたジャブであおる宇津木を迎え撃ち左フックを好打した。それでも2回に入ると宇津木がプレスを強め、接近戦に持ち込むと終了間際にアッパーからボディにまとめダウンを奪った。ここはゴングに救われたピッコロだが、3回の開始早々にも左ボディをえぐられ力なくダウン。立ち上がることができず10カウントを聞いた。宇津木は5連勝を飾り、一気に日本とOPBFランク入りを確実なものにした。