試合:メンとディーンズによるサウスポー対決。リングを大きく回りながら早いジャブでディーンズを中に入れさせないメン。初回は互いに距離を詰めずに様子を見た。188cmのメンに対してディーンズは180cm。緊張感が会場を包んだ。先に手を出すのはメン。距離を詰めてフェイントをかけるのはディーンズ。3ラウンド、左アッパーを放ったメンだがディーンズは落ち着いてかわす。ジャブをついて先に仕掛けるメンにてかはカウンターを狙う。リング中央でお見合いが続く。試合のリズムがテンポアップしたのは7回。試合が動いたのは8回の左ストレート。コーナーに詰めたディーンズのワンツーがメンをとらえてダウン。立ち上がりをディーンズがアッパーで襲うが仕留め切れず。緊張感が高まる中で迎えた9ラウンドは、メンが前に出て試合を組み立て直した。10ラウンドはこの日最高の声援がメンに送られた。最終ラウンド、ディーンズがブレイクの後にパンチを出したことで1点減点。最後は決め手にかけて判定に。