試合:井上が初の英国遠征で19戦全勝12KOのテクニシャンのロドリゲスとの至極の一戦を迎えた。中間距離で左の差し合いで緊張感のある攻防でスタート。井上が左フックを振り抜くが、ロドリゲスも冷静に反応しプレッシャーをかけた。初回はお互いクリーンヒットはないものの、高度な駆け引きが行われた。2回、距離が詰まったところで、井上の返しの左フックがカウンターで決まり痛烈なダウンを演出。立ち上がってきたロドリゲスに連打から右ボディを突き刺しダウンを追加。なおも立ち上がってきたロドリゲスに怒涛の連打から左ボディで倒すとレフェリーが試合を止めた。圧巻の強さを見せた井上が、IBF王座を獲得し2冠王者になるとともにWBSS決勝進出を果たした。