試合:昨年8月の日本暫定王座戦からの再起戦の丸木は立ち上がり、ジャブで探りながら単発の右フックをヒットするが、深追いせず相手の力量を見定める。2回、丸木は左フックを好打し左ボディで動きを止めるが、カンのダメージを見ながら慎重な試合運びを見せた。4回開始早々、丸木が右フックを振りくと、カンはバランスを崩して尻もちをついた。ダウンを奪われたカンはこれで火がついたのか、ジリジリと距離を詰めて左右フックで反撃。しかし、丸木は冷静にパンチを見切ると左フックで顔を弾き流れをわたさず。5回、カンはロープに詰めて連打を繰り広げたが、丸木はカウンターの右アッパーで腰を沈めさせるとパンチをまとめてレフェリーストップに持ち込んだ。