試合:3月のドイツでの世界挑戦以来の試合となる小澤が、長いリーチからジャブを伸ばし距離を測ると、2回にはワンツーをヒットしペースを握った。4回、小澤は右ストレートをボディにめり込ませロープを背負わせたが、OPBF女子バンタム級6位のファルナックは、上体の柔らかさを活かしパンチを殺した。5回、小澤は攻撃が雑になったところにファルナックの右ストレートを浴びたが、ラウンド終盤に右ストレートを好打。7回、「瑶生(たまお)」コールに後押しされた小澤はワンツーで顔を弾くと連打でダメージを与えた。8回、小澤は後ろに下がるファルナックを追いかけワンツーを決めて攻勢を仕掛けた。三者ともフルマークの判定勝ちで小澤が再起に成功した。