試合:38歳のベテラン臼井と引き分けを挟み10連勝中と勢いのある澤田とのランカー対決。細かい出入りで右を狙う澤田を迎え撃つ臼井は、2回に入りペースを上げた澤田に遅れを取ったが、打ち終わり狙いで食らいつくと、3回の接近戦は右クロス、左ボディで対抗。手数は澤田に上回られたが、一発の威力では引けを取らず、前半まではほぼ互角だった。5回、臼井は多少の被弾を覚悟でプレスを強めるが、澤田も引くことなく連打で押し返し、試合は我慢比べの様相に。しかし、ここでも澤田の手数が上回り、臼井は6回に集中打を受けピンチとなった。必死に左右を返し凌いだが、7回も澤田がプッシュし、ボディを効かされた臼井は体を丸めて耐え続けるも右ストレートで顔を弾かれてしまい、その瞬間セコンドからタオルが投入された。