試合:タイ国ウェルター級2位のロンナキットを迎えた一昨年の全日本同級新人王の豊嶋。ジャブから左右のパンチを細かく上下に繋げると、早くもタイ人を下がらせ主導権を掌握。2回は圧力を増して攻め立て、左右に打ち分けたボディブローで相手の体を丸めさせた。すると3回の2分過ぎに狙いすました右ストレートが顔面を捉え、ロンナキットは弾かれるようにダウン。起き上がったが、フラつく様を見てレフェリーは10カウントを数え上げた。