試合:ラスベガス進出、さらに今冬、東京ドームでのドリームマッチに期待が膨らむ村田の初防衛戦。村田は初回からブランダムラのジャブを鉄壁のガードで回避。ジリジリと距離を詰めると右ストレートをボディにヒットし、早くもペースを握った。続く回は丁寧にジャブを突いてブランダムラに圧力をかけると、ワンツーで後退させた。ロープに追い込まれたブランダムラは速い左右を返すが、パワーで勝る村田を止めることはできなかった。5回、村田は右フックをボディに決めるとブランダムラは体を丸めて効いた素ぶりを見せた。村田は6回以降もワンツー、左ボディで攻勢。力強いパンチでガードを吹き飛ばし着実にダメージを与えた。すると8回に連打でブランダムラを棒立ちにさせ、ロープ際で追撃の右を浴びせダウンを奪った。ブランダムラは立ち上がることができず、レフェリーは腕を交差。村田が見事KO勝ちで日本人として初となるミドル級での防衛を成功させた。