試合:8月に日本ユース初代バンタム級王者に就いた武田の無冠戦。初回、サウスポー武田はリードを出しながらワンツーを上下に打ち分けペースを掌握。11戦7勝(2KO)4敗のチナーティップは右を伸ばすが、武田は巧みなディフェンスで被弾を回避。2回、武田は相手が飛び込んでくるところに右フックを合わせ、さらにワンツーで顔を弾いた。武田は足を使って打ち合いを避けるチナーティップを追い詰め左を決めてダメージを与えた。5回、武田はガードを固めてKO負けを逃れようとするチナーティップにパンチを浴びせるが、決定打を打ち込むことができず。6回、武田はワンツー・右ボディで追い詰めたが逃げるチナーティップからダウンを奪うことが出来なかった。3者ともフルマークの判定勝ちで武田が3連勝を飾った。