試合: 注目の日本ランカー対決。日本フライ級7位でサウスポーの堀は、独特なリズムで右ジャブを連打すると踏み込んで左を伸ばす。対してライトフライ級10位の小坂は、ノーモーションの右を好打すると回転の早いフックを狙う。中盤、プレスをかける小坂は右オーバーハンドを多彩な角度で決める。堀は、リングを大きく使い、小坂の打ち終わりに回転の早いパンチを狙う。5ラウンド、小坂のパンチで堀が右目上をカットした。後半、小坂のボディ攻撃にスタミナを切らせた堀だが、時折右を的確に決め応戦した。最終ラウンド、偶然のバッティングで小坂の額がカット。キズは深く、ドクターの助言を聞いたレフェリーが試合を止めた。判定で小坂が上位ランカーを退けた。