試合:25戦目の34歳・品部が右クロスを軸にプレッシャーをかけ、これを19戦目の33歳、サウスポー冨田がジャブ、ワンツーで迎え撃ちスタート。冨田は品部を左ストレートで止めては攻撃の切れ間にワンツー、左アッパー、右フックをまとめペースを掴みかけるが、品部もしつこく距離を潰し、くっついてはボディの連打からアッパーを効かせ譲らず。中盤に入ってもアウトボクシングの冨田が回り込んではワンツーをまとめ、インファイトの品部もロープに押し込んでは下から連打と、ベテランらしくそれぞれの持ち味を発揮。このままラストまで競り合ったが、ジャッジは有効打で上回った冨田を支持した。