試合:姫路木下ジム期待の清瀬がフィリピンバンタム級9位のテホネスと初のタイトルをかけてスーパーバンタム級10回戦。清瀬は落ち着いた様子で左ジャブから組み立てる。テホネスはガードを固め前に出ると右カウンターを狙う。3ラウンド、清瀬の左ボディが連続で決まりテホネスの動きが極端に鈍る。4ラウンド終了時点での途中採点は3者ともフルマークで清瀬を支持。サイドの移動で距離を掌握した清瀬は右ストレートを好打する。テホネスはその中でも左右のボディから右を強振し意地をみせた。中盤、6ラウンド、両者はボディの打ち合いから足を止め右を打ち合う。後半、テホネスは左右の大きなアッパーを狙う、一方、清瀬は自身の距離を保ち右を起点に連打を浴びせる。8ラウンド終了時点での途中採点も3者がフルマークで清瀬を支持した。最終ラウンド、テホネスも逆転を狙いアッパーに力を込めたが、何度か不用意な被弾をする清瀬だが最後まで冷静に試合を支配し、清瀬が大差判定で初のタイトルを手にした。