試合:日本ランクに復帰したベテラン中嶋が、前戦でロシア遠征も経験したホープの三浦と対戦。ゴングと同時に仕掛けた中嶋が、速いジャブを軸にペースを取りに出ると、三浦も踏み込んでは細かく左右を叩き込み応戦。2回に入ると押され気味になった中嶋だが、終盤にフック気味の右を三浦の横っ面に合わせダウンを奪った。3回、ポイント挽回に出た三浦は、スピードを上げ仕掛けるが、中嶋は下がることなく上下に好打。再び的確な右ストレートで三浦の腰を沈めると、追撃の右で弾き飛ばし2度目のダウンを奪った。三浦はこの回、中嶋のヒッティングで右目上を切り出血。4回は顔面を血に染めながらも前に出ると、中嶋にロープを背負わせパンチをまとめたが、中嶋はこれをしっかりとカバー。ここでドクターチェックが入り、続行を危険と判断したレフェリーが試合を止めた。被弾による負傷のため、試合は中嶋のTKO勝利となった。