試合:9戦全勝のサウスポー平岡が、右ジャブを突いて距離を測るが、昨年度全日本新人王の吉開にいきなり右を合わされ、ガクッと膝を落とした。ここを上手く立て直した平岡は一気にペースを上げ、吉開の左フックを浴びながらも連打でコーナーに詰め、右フックで吉開の膝をキャンバスに付けた。ダウンとなった吉開は、ここを乗り切ると2回は左にスイッチして対抗するが、平岡の勢いは止められず、再びの右フックをカウンターで浴びダウン。後のない吉開は3回、ジャブを突いて平岡の懐をうかがうが一瞬速く、平岡の左ストレートが決まり、吉開は後頭部を打ち付けキャンバスに沈んだ。危険と見たレフェリーがノーカウントで試合をストップ。これでスーパーライト級決勝進出者が出揃い、小林と平岡は初代ユース王座を懸け、11月11日に対戦する。