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11R 2分 28秒 TKO

試合:プロ転向後から世界王奪取までのゾウは、名匠フレディ・ローチの指示で、ファイター的なパワー強化を意識してきたが、ローチから離れた今回は、距離を取りながら軽いパンチを多く当てる原点回帰の様な旧式スタイルで木村の前進に対抗する。立ち上がりから左右のジャブでリズムをつくり、3回には木村に右クロスをクリーンヒットさせ、変幻自在なアッパーを打ち込んだ。この回途中、バッティングで木村の右目がカット。傷は一見して深く、以降の木村は止まらぬ血が目に染みる素振りを繰り返した。対するゾウは終始下がり続けるが、主導権を奪われてる感はなかった。しかし10回中終盤、木村の連打が立て続けにゾウの顔をとらえると、満員の会場が大歓声から悲鳴に変わった。この形勢逆転が11回にはさらに如実となる。これまで見切っていた木村の右ストレートを、ゾウはまったくよけられなくなり、受け続けたボディーブローの蓄積で、足が停まってしまう。そしてラウンド中盤、ゾウはロープ際で木村の連打を浴び続け、最後は右ストレートでキャンバスに膝をつく。立ち上がったが、足元のおぼつかなぬゾウに、レフェリーはストップを宣告。木村も歓喜のあまり、キャンバスに大の字に倒れた。10回までの採点では、1者が木村を支持していただけあって、ゾウのパンチはヒット数こそ多いが、有効なほどの威力があるかどうかには、判断が割れるものだった。
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