試合:8戦全勝7KOのサウスポー井上が右フックで煽りながら圧力をかける。青木はジャブを散らしては右を上下に打ち込むが、初回は井上にカウンターを取られ苦しい立ち上がりとなった。大きなダメージはなく、ニュートラルコーナーに戻った青木だが、2ラウンドのゴングが鳴っても立ち上がれず、そのまま棄権。腰を痛めたらしく青木は抱えられながらリングを降りた。不完全燃焼の井上は、「長いラウンドをやりたかった。初回の調子が良かっただけに残念。周囲の期待が高まっているのも感じるので、タイトルのチャンスを早く掴みたい」と話した。