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11R 1分 42秒 TKO

試合:タイトル初挑戦のジャンボが身長差を生かして打ち下ろしの右を決めるとボディにもパンチを集め先制攻撃を仕掛けた。2回、ジャンボは前に出てくるラーチャシーに右アッパーを突き下げると右ストレートを好打。3回、ラーチャシーのプレスにロープを背にしたジャンボは右フックを浴び顔を弾かれた。4回もラーチャシーは懐に飛び込んで右フックを強振しジャンボを後退させた。4回終了時の公開採点は39-37、40-36、38-38でラーチャシーが優勢。5回、体力の消耗が激しいラーチャシーは手数が減ったが、単発の右を決めてポイントを加点。7回、流れを引き戻したいジャンボはギアを上げて有効打を奪うとラーチャシーは失速。8回、さらに攻勢を仕掛けたいジャンボだが、打ち終わりに左フックを浴びてロープを背にする場面が増えた。8回終了時は79-72×1、78-74×2でラーチャシーが差を広げた。10回、逆転を狙うジャンボは懸命にワンツーを繰り出したが、ラーチャシーに出鼻を遮られ後退。11回、ラーチャシーが間合いを詰めて攻め立てるとジャンボ陣営からタオルが投入された。12月に王座を獲得したラーチャシーがタイトル初防衛に成功した。
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