試合:がっしりとした体つきのフィリピン人を迎えたサウスポーの白鳥は、ジワジワとプレスを掛けつつ右ジャブを散らしながら品定め。ジャブに阻まれ出てこれないと分かると、左ボディストレートから右フックで追い込んだが、序盤は距離が近づき過ぎるのを嫌った。4回に入り白鳥がペースアップすると、プレルもこれに呼応。攻撃の切れ間に強烈な左フックを返し、白鳥を脅かしたが危ない反撃はここまで。決め手に欠けた白鳥は7回に右にスイッチすると、右ストレートでプレルに傷を負わせ、ドクターチェック後のストップを呼び込んだ。