試合:キャリア12年の稲垣が、9勝(3KO)5敗3分のラーンガオとこの日のメインのリングに上がった。試合は稲垣がジャブを突いて追い、タイ人がガードを上げ迎え撃つ形でスタート。その後は稲垣がボディを軸に攻め立て、2回に追い込んでの左アッパー、右ストレートを効かせた。ラーンガオもロープを背にしながらもしぶとく左右を返しダウンを拒否したが3回、一方的に打ち込まれたところでスタンディングダウンを奪われ、再開後も稲垣の攻撃を止められず、右を打ち下ろされダウンを喫した。4回は稲垣がきれいな右ストレートを打ち込み3度目のダウンを奪うと、ここも起き上がったラーンガオだが、体を丸め戦意喪失。最後はボディで崩れ落ち、レフェリーストップとなった。