試合:13年ぶりにリングに上がった公務員ボクサーの小堺は、サウスポーの佐々木を相手に先手必勝で打って出た。最初の立ち会いで右を効かせた小堺は、次第に佐々木の左ストレートに押し込まれたが、気迫を前面に出し持ち直すと、初回終盤には右を合わせ佐々木をグラつかせた。勢いあまって頭もぶつかり、佐々木は右目上をカット。この傷が2回に入って深くなり途中ストップ。負傷引き分けとなり、新人王ルールにより傷のない小堺が次戦進出となった。