試合:長身サウスポーの清水右ジャブを突いて煽り、左ストレート、ボディブローを狙う。デメシーリョは大きな右を振って抵抗するが、ほとんどは空を切った。長く正確な右ジャブで相手をコントロールした清水は3回、相手をロープに詰めて連打。デメシーリョが反撃に出てきたところに清水は右フックをカウンターで浴びせ、ダウンを奪った。レフェリーのカウントが進んでもデメシーリョは立てず、そのままKOとなった。9月のプロデビュー戦に続いてKO勝ちを収めた12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水は「ダウンしたことがない相手だったので、そのまま(判定まで)行くかと思った」と話した。