試合:世界再挑戦を目指す大竹だが、世界ランク奪取に闘志を燃やすエスピノサの右ストレートをもらい一瞬ヒヤリとする場面を作ってしまう。2回、さらにエスピノサは回転のある連打で攻め立てると大竹は鼻血を流しさらに左目尻から出血した。守勢を強いられていた大竹だが、ラウンド終盤に右ストレートをねじ込むとダウンを奪った。3回以降、接近戦での細かい連打の応酬となったが、大竹がボディへパンチを見舞うとエスピノサも負けじと回転数を上げた。6回、大竹は左ボディに活路を見出し抱負な手数で攻め立てペースアップ。エスピノサはこのラウンドにローブローの反則で減点1が課せられた。ラスト8回、タフなエスピノサは意地を見せたが、大竹は真っ向から打撃戦に応じ激しく打ち合った。ジャッジに委ねられた採点は一人は引き分けとしたが、2者が2～3ポイント差で大竹を支持した。