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年月日() :開始
会場:
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判定0-3
111-117,109-119,110-118
111-117,109-119,110-118

元WBO世界王者のフィリピン人サウスポーに対し、山中は右ストレートを中心にしたボディ攻撃で、中盤以降への布石をつくっていく。2回からペースアップしたのはサビーリョ。初回から多く放っていた右アッパーのタイミングも合い始め、これに山中も応戦するが、サビーリョの柔軟な動きに主導権を奪えない。それでも後半にロープ際で右を叩きこみ、3回にはサビーリョの打ち終わりにカウンターを合わせられるようにもなった。次第に山中のボディブローが功を奏し始めたこの回中盤、左フックがアゴをとらえる。一気にペースをつかみたい山中だが、サビーリョもスイッチをするなど巧みにペースを与えきらない。4回にも左フックを当てた山中を途中採点で、ジャッジ2者が支持(もう1人は同点)。ここからプレスを強めたサビーリョに、わずかながら山中は余裕が出たのか、右を当てる回数も増えてくる。6回からは山中のリードブローが有効に。横へのフットワークを増やすと、これまでよりも明確に優勢を示せるようになり、サビーリョの空転も誘った。7回も山中のリードブローが冴えると、右ストレートまでクリーンヒット。ここからは山中のパンチは左右とも冴え、右アッパーから左のパターン以外に変えられないサビーリョは、8回、パンチによる右目尻カットのハンディキャップも被る。この回終了時点でジャッジは3者とも山中を支持。9回も好調だった山中の勝利は見えたかと思われたが、この回、サビーリョのパンチで左目尻がカット。血の量からして山中のほうが傷は深そうだった。これを好機と思ったのか、サビーリョはラフに前進して山中を揺さぶる。山中はサビーリョのパンチをかわしこそできていたが、危機意識の高まる後半戦となった。11回、山中は少し積極性を取り戻し、出入りの繰り返しで右ストレートをヒットさせる。疲れもあってかさすがにサビーリョのペースが鈍って最終回へ。山中はよく動いて逆転狙いでやや気負ったサビーリョをかく乱し、チャンスにはスピーディなコンビネーションを当ててペースを掌握。ケガの窮地をしのいで最終回まで優勢だった山中もさることながら、アウェイであきらめない元王者もさすがといったところだった。
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