試合:13年B級デビューの恩庄と昨年12月に同じくB級デビューした高校4冠、吉野のライト級ホープ同士の一戦。速い左を突いて飛び込む隙を伺う恩庄に対し、吉野はフェイントを交えながら右のカウンターを狙う。頭を突き合わせると早くもボディの打ち合いとなったが、ここで一歩引いて距離を取った吉野がタイミングよく右ショートフックを合わせ、恩庄の腰を落とした。すると2回序盤、ポジショニングを変えては速いワンツーを繰り出す恩庄に吉野の右ストレートが一閃。恩庄が膝から崩れ落ちた。立ち上がった恩庄にさらなる攻撃を加え、この回終盤にもダウン寸前まで追い込んだ吉野は、続く3回にワンツーでダウンを追加。最後は猛然とラッシュをかけ右アッパーで豪快に恩庄を弾き飛ばし、ダウン後ノーカウントのレフェリーストップを呼び込んだ。