試合:2013年全日本新人王で日本ランカーの池田が65戦のキャリアを持つサレスと拳を交えた一戦。初回、身長で大きく上回る池田は打ち下ろしの右ストレートで襲い掛かるが、サウスポーのサレスはパンチをもらいながらも力強いパンチを返し観客のどよめきを誘う。2回、池田はロープに詰めてワンツーをクリーンヒットしたが、サレスは打ってこいと言わんばかりにグローブを叩いで自らを鼓舞。するとラウンド終盤、サレスのラフなファイトに巻き込まれた池田は連打を浴びてしまう。4回、ロープ際で激しく打ち合っていたが、サレスの右フックが決まり池田はダウン。劣勢の池田はジャブから立て直しを図るが、サレスの大振りのパンチにやりにくさを感じ、被弾が増えていく。流れを変えたい池田は距離を取り右ストレートから左ボディを好打し必死の追い上げを見せポイントを挽回した。採点は三者三様の引き分けとなった。