試合:サウスポーの佐々木が積極的に打って出て、ワンツーで杉山を腰砕けにさせる。その後も佐々木は左を上下に打ち分けて初回をリード。完全にペースを握った佐々木は2回も一方的に攻めたが、決定的なシーンをつくり出すことはできなかった。一方的な展開のなか杉山も反撃の機会を狙うが、顔面の横からグローブを離すことができず、打っても距離やタイミングが合わず空を切ることが多かった。佐々木も圧倒しながら決め手に欠け、ストレスを溜め込むような展開になった。6回、佐々木が左を中心にした連打をまとめたが、こここでもダウンを奪うことはできなかった。7回、杉山が反撃に出て佐々木をたじろがせたが、逆転するには至らなかった。最終回、佐々木は左で追い込んで試合を締めくくった。