試合:2年前のA級決勝の再現となった。試合は序盤から熊野が離れてはジャブで冷静に距離を取り、右ストレートをヒット。インファイトでも身長で勝る熊野が上からプレスを掛け、コンパクトなパンチをヒットさせる。対する長瀬は、左フック・右ストレート・右アッパーをヒットさせるが単発に終わってしまい、熊野の懐に入り込んでも攻撃は単発になり、上から潰されてしまう。中盤、長瀬も左フック・左右アッパーとショートの連打を返すものの、やや大降りが目立つ。熊野のジャブからのワンツーとプレスにかかり熊野のペースで試合は進む。終盤も熊野がジャブで距離を計り、ワンツーをヒット。インファイトでもショートを合せてからプレスをかけ、長瀬の反撃を単発に凌いでしまう。終始、熊野が離れてはジャブからのワンツーと、インファイトではショートを合せてからのプレスで長瀬からポイントを奪う。試合は判定に持ち込まれ、熊野が冷静に試合をジャブでコントロールし、主導権を奪い、2-1の判定で勝利を得た。熊野が2年前のリベンジを果たし決勝に進出した。