試合:長身の松本が積極的に仕掛けて出ると、ロペスも応戦の構え。早々と打ち合いの様相を呈するなか、松本が右でロペスの膝を揺らして初回を押さえた。2回、ロペスが左ジャブ、左フックを繰り出すが、松本は気にした様子をみせない。ラウンド終盤、ロペスは左にスイッチしたが、すぐに右構えに戻した。3回、激しいパンチの交換になり、ロペスのボディブローや左右フックを浴びた松本は後退して苦しい状況に追い込まれた。4回、単調に右を狙う松本をロペスのコンビネーションが襲う。守勢にまわった松本はボディが効いているのか上体を折るシーンが増えた。5回、両者は再び打ち合ったが、ロペスが右ストレートをクリーンヒットしたところでレフェリーが割って入った。精彩を欠いた松本はプロ18戦目で初黒星。