試合:引き分けをはさみ11連勝中の林が13年の中日本Sフェザー級新人王MVP(西軍代表)と対戦。林は頭を振ってリズムを作ると、打ち終わりを狙う藤本をジャブで捌き右ストレートを上下に好打した。2Rに入り積極性が出てきた藤本は手数で上回るが、左ボディを狙われペースは掴めず。徐々にガードも下がり、林のジャブに何度か顔を弾かれた。林は中盤に入っても下から執拗に攻め、詰めてはコンビネーションと主導権を維持したまま試合を進める。藤本も諦めずに前に出ては手数を出すが、6R終盤の林の凄まじいラッシュに堪えきれず2度のダウン。続く7Rも林が決めにかかり、藤本も懸命にパンチを返したが、被弾が多く最後はレフェリーストップとなった。初のタイトル挑戦に向け弾みをつけた林は、「準備はできている。必ずベルトを獲る」と誓った。