試合:1年9ヶ月ぶりの再戦は初回、ジリジリと前に詰める麻生を岡田が左を中心に突き放す展開でスタート。2回、しつこく距離を潰しコツコツと左ボディを叩く麻生に岡田はキレのあるコンビネーションで顔をのけぞらせた。このラウンド、麻生は左眉間をヒッティングでカットしてしまう。3回、なんとか接近戦を仕掛けたい麻生はガードを固めて迫るが、岡田の左の精度が上回りポイントを稼ぐ。麻生はさらに右目上もカットしてさらに状況が厳しくなる。4回、傷が酷く前に勝負をかけたい麻生はプレスを強める。前半終了時の公開採点は2者が50-45、1者が49-46で岡田がリード。6回、岡田は左ボディから左アッパーのコンビネーションでダメージを蓄積させていくが麻生は被弾しながらも驚異的なタフネスで追撃。7回、岡田は回転のある連打で突き放しにかかり、傷口を広げると2度目のドクターチェック。試合続行不可能と判断して試合終了。岡田が麻生を返り討ちし、4度目の防衛に成功した。