試合:これが3度目となる岩渕のOPBF挑戦。立ち上がり、岩渕は距離を測る同じサウスポーのリベラのジャブをスウェーでかわすと、踏み込んでの右フックをボディに突き刺した。だが、2Rに入るとマシンガンの異名を持つリベラがプレッシャーをかけ、柔らかい上体から力強い連打を繰り出し反撃。岩渕はこの攻撃で顔を弾き、右目付近を赤くするダメージを受けた。3Rは先に仕掛け右フックを好打したが、終了間際に体勢を崩したところに死角から右フックを浴びてよろけた。ダメージが抜けきらぬまま4Rに入り、左の強打で2度のダウンを喫した。この回終了後の途中採点は39-35,40-34,40-34でリベラがリード。劣勢からの立て直しを計る岩渕は、得意の右フックを上下に打ち込むが、力が入りすぎて連打に繋がらない。また正面に立ち過ぎての被弾が目立ち、ダメージを重ねた。後半に入ってもリベラは緩急をつけた攻撃でペースを維持し、最後は左を効かせ連打からレフェリーストップを呼び込んだ。