試合:世界ランカーの近藤に2014年全日本新人王の山口が挑む一戦。立ち上がり、山口の右ストレートで大きくバランスを崩した近藤だが、左フックで膝を揺らしペースを渡さない。3R、山口は鋭いジャブからワンツーで世界ランカーに臆することなくアタックを敢行。しかし、キャリアで勝る近藤はガードを固めて決定打を避ける左ボディで体力を削りにいく。5R、中間距離での攻防になるが近藤のコンビネーションが効果を発揮、徐々に差を広げた。7R、ペースを奪いたい山口は積極的に攻撃を仕掛けるが、近藤の牙城を崩すまでには至らず。大きな声援を背に始まった8R、KOを狙って距離を詰める近藤だったが、山口も真っ向から打ち合う姿勢を見せ試合終了となった。