試合:川村は前戦で矢代に破れ無敗がストップ。これが再起戦であり移籍初戦。一方、2位秋葉も上位にいるものの前戦ではノーランク堀と負傷判定引分となり今回の試合。序盤川村は左ジャブから丁寧につくろうとする戦いを見せるが秋葉がテンポ速い攻めで前に前に出て行くと2Rから川村は荒いフックを用いて秋葉のボディを叩く攻め。しかし振りが大きく、その後秋葉の的確数が上回る。さらに5Rあたりから川村は疲労の表情もみせて秋葉の手数が多い。川村は終盤になりダイナミックな左右フックを果敢に繰り出し懸命に攻めて挽回を図るなか試合は判定に。スコアは78-76秋葉、77-76川村、78-76川村によるスプリットデシジョンで川村。川村の的中率は高くないながらも体格やパワーで上回るそのパワフルなオフェンスが、僅かに上回ったカタチとなった。アナから結果を告げられた瞬間、双方が倒れこんだ激戦(川村は歓喜、秋葉は愕然)。これで川村は僅差ながらも移籍初戦を勝利で飾り、ランク復帰も確実に。