試合:昨年8月にB級デビューしたサウスポー永田のランカー初戦。自衛隊出身、4連勝中のホープに挑むは19戦目の35歳・鈴木。まずまずのプレッシャーで右を振るい前に出た鈴木だが、永田もすぐに左ストレートを合わせ、右ボディからの連打で対抗。だが、ハイペースで攻める鈴木とリズムが合わず、序盤は攻めが雑になってしまった。3Rはコンビネーションを意識して組み立てた永田だが、鈴木も執念で打ち返し後続打を断つ。それでも中盤に入るとボディブローに苦しみペースは永田に。スピードにも差がつきはじめ、永田の左で腰を落とす場面が増えた。打たれても前に出て先に仕掛けた鈴木だが、終盤にかけては永田の連打であまりにもダメージは甚大。まとめきれない永田にも焦りの色は見えたが、最後はダメ押しのワンツーでレフェリーストップを呼び込んだ。