試合:井岡とレベコの因縁の決着戦。タイトル獲得に異常な執念をみせるレベコは初回、フェイントを入れながらペースを掴もうとするが、井岡は悠然とした構えからボディをヒットして上々のスタートを切る。井岡はボディを中心にダメージを与えていき、ポイントを稼ぐがレベコも懸命に肉薄。中盤、レベコのラフな攻撃に手を焼いた井岡だったが主導権はわたさず。一進一退の攻防が続いたが徐々に井岡のペースに。井岡の容赦ないボディ攻撃に歯を食いしばって耐えていたレベコだったが後退する場面が増えていく。体力が削られていき焦りの色を隠せないレベコ陣営をしり目に井岡はペースアップして豊富な手数で攻勢。KOの期待を一身に背負い戦い続けた井岡。フィナーレは11回。左ボディから右ボディでついにダウンを奪う。観客のボルテージが最高潮に達する中、レベコはなんとか立ち上がったが続行不可能と判断したレフェリーは試合をストップ。井岡が見事な返り討ちで2015年を締めた。