試合:かつて日本タイトルに挑戦した経験を持つ飯田幸司が、ジムを移籍し韓一鮮と名を改め7年ぶりに復帰。12月で37歳定年を迎える韓一鮮は一夜限りのリングとなったが、ガードを固めプレッシャーをかけると、川崎のスピードのあるワンツーを見極め、右クロス、左フックで立ち上がりの主導権を奪いに出た。気迫に飲まれまいと川崎も集中してステップインを繰り返すが、パワーは韓一鮮。しかし2R終了間際、打ち合いのなかで川崎の右クロスがいち早く決まり、韓一鮮がダウン。ここは乗り切り3R、4Rは再び圧力をかけ反撃に転じたが、狙い過ぎてしまい手数が落ちた。5Rには川崎にパンチをまとまられコーナーを背負った韓一鮮だが、最後までフック、アッパーで前に詰め倒す姿勢と気迫を見せ、観客を沸かせた。