試合:昨年12月、王者・下田に惜しくも判定で敗れた小林はこの試合が復帰戦。1R、スピードのあるフットワークで速いジャブを仕掛ける小林。頭をふってそのジャブをかわす中岸は、ジャブから飛び込んで距離を潰し、えぐるような右フック、アッパーを放つ。小林も単発のジャブこそもらうが、大振りのパンチは良く見え、出入りも良くリズムを掴む。見ごたえのある攻防で進む試合は、3R残り30秒、突然に終った。両者打ち合いの中、中岸の右フックがカウンターで決まり、小林はまさかのダウン。頭から大の字に倒れた小林にレフェリーはすぐさま試合を止めた。小林は意識はあるようだが起き上がれず、担架で運ばれた。