試合:世界2階級制覇王者、八重樫の再起2戦目。似たような体格のサイドに対し、八重樫はガードを固め慎重にボディを攻めプレス。右は距離と角度を確かめるように放った。初回で相手の力量を計り終えた八重樫は、右、左とテンポよく打ち込み、腰が引けたサイドをワンサイドで攻め続けた。2Rは乗り切ったサイドだが、3R1分過ぎに右クロスを直撃されキャンバスにダイブ。起き上がれずに10カウントを聞いた。会心KO勝ちを飾った八重樫は、3人の子供たちと勝利を喜び、いまだ獲得していないLフライ級、Sフライ級、いずれかの階級での世界挑戦を希望した。