試合:15戦全勝(10KO)の比国ランカー、ベルナルデスに対し、初回から圧力をかけた溜田が左ボディから右ストレート、さらに左フックまで返した。が、ベルナルデスも機敏な動きから回転の速い、左フック、右クロスで対抗。早くも溜田の顔を赤く腫らしたが、2Rに入ると溜田もボディブローで盛り返し、終盤には相討ちながら右の強打を叩き込みベルナルデスを揺らした。3Rもスリリングなパンチの交換が続いたが、スタミナをロスしだしたベルナルデスに対し、溜田は冷静にボディを軸に追い上げを図り、4Rには主導権を奪った。5Rには左ボディから左フックを効かし、あと一歩まで追い詰めたが、ここはベルナルデスが踏ん張りダウンを拒否。6Rは足を使い溜田のプレスから逃れるベルナルデスにまたも左フックを効かし、続けてボディで追い込んだが仕留めるには至らず。粘るベルナルデスだが、7Rに左右をまとめられると堪えきれずにダウン。立ち上がり反撃を試みたが、最後は左ボディを打ち込まれ撃沈。レフェリーがノーカウントで試合を止め、溜田が7R・TKO勝ちを飾った。