試合:タイトル戦線への再浮上を目論む36歳・斉藤が、B級デビュー4戦全勝の24歳・越川と対戦。立ち上がり、越川のジャブに反応が遅れがちな斉藤だったが、細かく動いての左ボディ、右クロスが入るとリズムが出始め、プレッシャーを掛けては左フック、ワンツーをヒットさせた。越川もゴリゴリと来だした斉藤の圧力に飲まれず、冷静に距離を保ってはジャブを軸にワンツー、ボディで対抗したが、中盤入ると斉藤がインファイトと中間距離を使い分け、試合を優位に進めた。5Rには決定打ではないものの右フックを直撃させ、攻勢をアピール。ホープを相手にベテランの味を遺憾なく発揮した。終盤、越川もコンパクトなパンチを上下に打ち分け斉藤を苦しめたが、リズムに乗った斉藤を捉えきることが出来ず。最終回の追い上げも斉藤のパワーが勝り、越川は初黒星を喫した。