試合:日本ランカーの粉川との対戦が中止になり、急遽フィリピンからOPBFランカーを迎えての一戦となった木村。初回、身長で上回る木村が右ストレートをヒットして先制。対するファハルドも2階級下のライトフライ級とはいえ迫力のあるパンチを放ち危険な相手だと思わせる。3R、ジャブの刺し合いも互角、一進一退の攻防を見せるがラウンド終了残り10秒、木村の左フックのカウンターが決まりファハルドはバランスを崩す。4Rも木村が効果的にパンチを決めるがファハルドも一発で試合をひっくり返すパンチを放つ。5R、勝負に出た木村はワンツーから多彩なコンビネーションで追い込む。カウンターを狙ってくるファハルドのパンチにも冷静にガードして被弾を許さない。木村のペースで試合は進んだが3Rに偶然のバッティングで負った傷が深くなり、試合続行不可能。負傷判定になったが内容では木村が完勝した。