試合:　サウスポーのロマチェンコが圧力をかけ、ロドリゲスが足をつかいながら左ジャブで対抗するパターンでスタート。3分間の偵察を終えるとロマチェンコは2回にペースを上げ、左を上下に散らした。ロマチェンコは圧力をかけるだけでなく自ら動いて距離や角度をつくって攻めるなど徐々に優勢を印象づけていった。ロドリゲスは動きについていけなくなり、4回には左ボディブロー、右フック、右アッパーなどを浴びて厳しい状況に追い込まれた。5回、ロドリゲスはローブローで減点1を科され苦境に拍車がかかった。王者が着々と加点して迎えた7回、ロマチェンコの左ボディブローを浴びたロドリゲスは膝をつくダウン。8回、ロドリゲスはローブローで再び減点され、泣きっ面に蜂の状態となった。9回、ロマチェンコが上下にコンビネーションを浴びせるとロドリゲスはダウン。右膝をついたまま諦めの表情でレフェリーの10カウントを聞いた。2度目の防衛に成功したロマチェンコは5戦4勝(2KO)1敗、ロドリゲスは31戦25勝(17KO)3敗3分。