試合:5年ぶりに復帰した加藤は、8月に37歳定年を迎える。一方の太田は昨年の東日本新人王で準決勝まで進んだ20歳の選手。ジリジリとジャブで詰めた太田が、初回に早くも相手をコーナーに詰め、ボディ連打でダメージを与える。ガードを固めて耐えた加藤もフックを合わせてコーナーを脱すると、足を使ってジャブ、ワンツーで立て直しを図るが、太田の圧力を捌き切れずロープを背負ってしまう。しばらくはロープ際で粘りを見せた加藤だが、3Rの攻撃でフック、アッパーを痛打されレフェリーストップとなった。